よくある質問

Q.針治療は痛いですか？

想像されている様なひどい痛みはありません。出来るだけ痛みのない刺鍼を心がけています。ただ「鍼のひびき」という独特の感覚が出現する場合があります。針をした場所やそこから離れた場所に重いような、軽く痺れるような感覚がひろがるものです。この「ひびき」があった方が治療効果があるとされています。この「ひびき」のことを痛いと表現される方がいらっしゃいますが、実際には鋭い痛みではありませんのでご安心下さい。
慣れると「ひびき」が気持ちよく感じられる方もいらっしゃいます。

Q.治療時間はどの位ですか？

症状や体調によってツボや刺激量が違ってきます。マッサージのように何分と決められるものではありません。短時間で終わる場合もありますし、長くかかる場合もあります。おおむね４０～５０分をみてください。初診の場合は、問診等ありますので、１時間位を予定して下さい。

Q.何回で治りますか？

残念ながら、即答することは出来ません。患者様一人ひとりの症状・コンディションが違うからです。「あの人は何回で治った」と聞くことがありますが、あの人と同じ体ではありません。最初に問診・診察をして大体の目安を示すことは出来ます。時として、びっくりするほど早く治ることもありますが、病が古いものであればあるほど良くなるのも時間が必要となります。一回一回丁寧に治療することを心がけています。

Q.鍼灸が合わないことがありますか？

金属アレルギーでない限り合わないということはありません。合わないと感じられる時は、その方の体質やコンディションが鍼灸師の治療法と相性が悪かった場合だと思います。一口に鍼灸治療と言っても根拠とする理論や流派は様々です。治療技法や使用用具もやはり様々なのです。治療院を変えてみると意外と自分に合う鍼灸に出会えるかもしれません。

Q.鍼灸は副作用がありますか？

薬のような副作用はありません。治療後に、一時的に身体がだるくなったり、症状が激しくなったように感じることがあります。これを東洋医学では「瞑眩（めんげん）」と呼び、身体がより健康な状態に向かうために必要な「好転反応」とされています。これは眠っていた「自然治癒力」が呼び起こされ、病気と戦い始めた証拠なのです。諦めたり、落ち込んだりせず、むしろ良いシグナルと解釈して自信を持って根気よく治療を継続されることをお勧めします。

Q.どんな服装が良いですか？

当院では、まず手足にあるツボを中心に全体の治療を行います。手足がすぐ出せる締め付けのない服装でいらしてください。裸になる必要はありませんが、腹、背中、肩など患部がすぐ出せるようにしてください。身体を圧迫するようなボディスーツ、補正下着、タイツ等は、施術がしにくいだけでなく治療効果にも影響しますのであらかじめ脱いでおいて下さることをお願いします。

Q.治療後の注意はありますか？

治療効果を高める為、治療後はなるべく安静にされて下さい。（日常生活はかまいません）治療直後の入浴は避けてください。（２時間程度空ければ大丈夫）。病気によっては、治療当日の入浴や飲酒を禁止することがあります。その時は、個々に指示します。

Q.保険治療と実費治療ではどこが違うのですか？

保険治療は、国が定める診療報酬額での治療になります。受け取る報酬額は、自費治療に比べて半額以下の金額です（患者様負担は、さらにその１～３割）。実費治療が全身的な治療をするのに対して、保険治療では、同意書に記載された疾患・部位に限定した治療となります。
症状がひどく間隔を詰めて（週に２回以上～毎日）治療した方が良い場合、あるいは、週２回以上通院が可能な方は、保険を利用されるのが良いと思われます。

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